深い懸念その2
きのうに続き、きょう3月11日火曜の昼もテレビ朝日「ワイド・スクランブル」で、マレーシア機消息不明について話す予定になりました。 きのう、ぼくは「テロ」、そして「テロではない事故」のふたつの可能性を話しましたが、番組の作りとしては全体に「テロ」に傾いていたために、きょうは「別の視点で見ると、テロではない可能性もある」ことを明確にするためです。...
View Articleだからね…
…いまの日本社会のテレビがこのまま旧態依然なら、なるべく出たくないのです。 「別の視点もフェアにやりたい」という、事前の志はいいけれど、本番になると、推測や憶測をもとにした一般論がむしろ優先され、現場と実務に即した知見を述べることは後回しにされ、時間が無くなってしまう。...
View Article祖国の蒼穹 その1
3月7日金曜、青森県沖合の太平洋上、高度およそ7000メートルを飛ぶ、航空自衛隊F2B戦闘機です。 前席に、高橋飛行隊長(空自一佐、国際社会では空軍大佐)、後席に、不肖ぼくが搭乗しています。 ぼくが搭乗している目的は、自衛隊の陸海空にわたる正面装備の改善を、民間の主権者の立場から、利害関係なく、現場で考えるためです。 戦闘機に関しては、F3を第五世代の純国産戦闘機として創ることを目指すためです。...
View Article祖国の蒼穹 その2 (できれば、その1から見てください)
この日、吹雪の航空自衛隊・三沢基地を発進した2機のF2戦闘機は、戦技訓練を開始するまえに翼を至近距離で並べました。 敵機役を務めるF2A戦闘機から、若い大尉(空自の現在の表現では一尉)が撮影してくれました。 写真が素晴らしいのは、ふだんから撮影が任務の一つだからです。祖国の領空に侵入する不審機に即応し、その情報も把握するのが、この三沢のF2戦闘機隊(第3航空団)の任務です。...
View Article祖国の蒼穹 その3 (できれば、その1から見てください)
発進まえ、掩体( えんたい。爆撃から戦闘機を護る防空型の格納庫 )で準備を進めているところです。 訓練は、上空での低気圧に耐える訓練(チャンバー)しかしていません。 そのチャンバーの完遂によって、戦闘機に搭乗できる資格は取得しています。 しかし、搭乗直前に、第3航空団の司令である城殿( きどの )将補( 国際社会では空軍少将 )と橋本飛行隊長(中佐)から、こういう趣旨を明言されました。...
View Article祖国の蒼穹 その4 (できれば、その1から見てください)
いよいよ、「出撃」です。 機の周りで整備と、連絡・調整や写真撮影を含む準備に力を尽くしてくださった地上の航空自衛官たち、そして前席で操縦にあたる橋本飛行隊長(中佐)、機の真横に立ち、不動の姿勢で見守ってくださる城殿司令(少将)への溢れるような敬意で、民間人ながら思わず、敬礼をしてしまいました。 みんな、敬礼で応えてくれました。いわば「真剣な笑顔」でした。...
View Article祖国の蒼穹 その5 (できれば、その1から見てください)
そして飛行ゴーグルを降ろしました。 もう、どこにも逃げられません。わはは。冗談です。 実際は、血湧き肉躍るとはこのことでした。 一方で、魂の奥はしんと、鎮まっていました。 ぼくは、ふつうの国民と一緒に飛ぶのです。 (* 写真の撮影、提供は、航空自衛隊) …これら写真の一部は、きょう3月12日の関西テレビの報道番組「水曜アンカー」でも放送する予定です。...
View Article祖国の蒼穹 その6 (できれば、その1から見てください)
風防も閉じられ、ジェット戦闘機の轟きとともに、まさしく「出撃」へ。 心身、機材、耐G服などなど、すべての用意が調っていることを示すために、ぼくは指のサインを出しています。 (* 写真の撮影、提供は、航空自衛隊) …これら写真の一部は、きょう3月12日の関西テレビの報道番組「水曜アンカー」でも放送する予定です。...
View Article祖国の蒼穹 その7 完(できれば、その1から見てください)
そして場面は一気に、任務・戦技訓練を完遂して、地上に降り立ったあとの場面になります。 空中戦の模様は、公開できません。 また、ぼくの乗った隊長機、敵機役の大尉の機のいずれも、空中戦のあいだは写真撮影どころではありませんでした。...
View Article会います!
直前も直前、超直前になってしまいましたが、きょう午前11時から、横浜高島屋で、ニッポン放送「ザ・ボイス木曜日」のトークショーを、飯田こうちゃんアナと一緒にやります。 正午からは、サイン会です。 サイン会に参加されるには、事前に(午前10時ごろ)から「ぼくらの祖国」(扶桑社)か「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス)をお求めになることが必要です。 みなさん、お会いしましょう!...
View Articleいま3月18日火曜の午前5時半…
…なんともう、羽田空港にいます。 これから沖縄に向かいます。 独研(独立総合研究所)の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」(IDC)の研修として、会員とともに海上自衛隊の基地から哨戒機P3Cに乗り込み、わたしたちの沖縄、尖閣を含む南西諸島の海を飛びます。 このところの日程は、無茶ら苦茶らぶりに磨きがかかっています。...
View Articleそういえば、重大事 その2
いまだ決着していない、ぼくの同行秘書( 独立総合研究所・総務部・秘書室第2課に所属 )探しについて、独立総合研究所の公式HPを通じた募集が、期間延長になりました。 今月末、3月31日月曜の正午までです。 関心のある方は、ここを見てください。 海上自衛隊の哨戒機P3Cに搭乗し、侵入船の探索などを試みた帰途、那覇の空港にて 青山繁晴 拝...
View Article飛んで、飛んで、しかし書くときは地に足をつけて
夜遅い時間に、いま沖縄から空路、大阪に入ろうとしています。 これから深夜にかけて、関西テレビの報道部の面々と、あす3月19日の「水曜アンカー」のために大阪市内で議論します。...
View Articleま、次の波に乗ればいいか
▼なんと言うのか、空しいと言ってはいけないけど、いまハワイにいて、仕事だけです。 このわくわくする波の音を、外に聞き、胸を澄ませてくれる風が椰子の木を吹き抜けるのを、外に見つつ、部屋の中で仕事だけ!...
View Articleいずれにしても〆切間近だけど…
…スタッフが頑張ってくれて、次の独立講演会の申込〆切を、3月28日正午から31日(月)正午までに延ばしてくれました。 すぐ下のエントリーを見てください。あるいは、ここです。
View Articleいくら何でも…
…無茶ぶり日程だよぉ。 ゆうべ深夜に、西太平洋を越えて帰国すると、今朝8時にはもう出発。 新幹線で京都に入ってから、奈良県へ、奈良県から大阪へ。 あ、今日は飛行機に乗らない珍しい日だ。こないだからずっと、戦闘機に乗り、哨戒機に乗り、、軍用ヘリに乗り、そして民間航空機はほぼ毎日乗り、2日間に5回飛んだりするのがこの頃は、ふつうにある。 その意味では、今日はマシ?...
View Articleちいさな、しかしホントに不思議なミステリー
さっき、新幹線を降りようとしたら、腕時計が止まっている。 実は、ぼくが使う腕時計は、どれもこれも、電池を入れ替えても入れ替えても、すぐに止まってしまうのです。 プロの科学者である青山千春博士(独立総合研究所の自然科学部長)は、いくつかの時計屋さんに相談した結果、「社長は体から強い磁場を発するかなんか、常人では理解しがたい作用があって、時計という時計を止めてしまう…のでは」と言っています。...
View Articleまるまる誤解です、それは。
こんな書き込みがありました。 〜ここから引用〜 RKBラジオの件 2014-03-26 19:39:26 (※ここに実名が書いてありますが、伏せます) インサイドショックの終了、とても残念です。九州の地で青山さんの発信をライブで受け取れる唯一の場所だったのに、残念というか、ガックリきてしまいました。...
View Articleその後も…
…「わたしも誤解していました」、「落胆していたので、誤解と分かって、こころからホッとした」という書き込み、メールが止まらないので、ちょっとびっくりしています。 下のエントリーにあるように、RKB毎日放送の「インサイド・ショック」コーナーが終わるというのは、誤解です。 コーナーも、ぼくの参加も続きます。 キャスターが交代されるだけです。...
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