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▼みなさん、ぼくは今、日本海の洋上にいます。
6月6日水曜の午前3時27分、海も空もまだ真っ暗です。
ここは兵庫県の保有する漁業調査船「たじま」(199トン)船内の「調査区画」、すなわち調査を制御する一室です。
歴史に残っていく歩みを今、刻んでいると考えます。
われらの日本海が抱擁している、結晶状(かたまり)で良質な新資源メタン・ハイドレートを、日本が建国以来初めての完全な自前資源として実用化し、祖国のほんとうの独立につなげるよう、長いあいだ、既得権益の圧力などと戦ってきました。
それを変わらず継続しつつ、同時に、より柔軟な戦いを進めることを決め、ふたつの新しい取り組みを、この6月から開始しています。
そのうちのひとつが、自治体との連携です。
おたがいの志を交わし合うような話しあいと準備を経て、兵庫県との連携が決まりました。
そして兵庫県のまだ新しい、調査装備の充実した、きれいな漁業調査船「たじま」に、ぼくと青山千春博士が乗船して、おととい6月4日月曜に、日本海の香住(かすみ)という港から調査航海に出航しました。
独研(独立総合研究所)の自然科学部長である青山千春博士が、メタンハイドレートのきわめて安価な探索について、日本の特許と、アメリカ、オーストラリア、中国、韓国、ロシアの特許を持っていることは、もうご存じのかたもいるでしょう。(ちなみに、特許料は1円も受け取っていません)
▼ぼくは神戸生まれで、大学に進学した18歳まで、同じ兵庫県の加西市にいました。加西市から、姫路市の淳心学院中・高等学校に通っていました。兵庫県がふるさとです。
しかし、そのことと、今回、兵庫県と最初の連携を組んだことは関係がありません。
兵庫県は、日本海側と太平洋側(正確には瀬戸内海)の両面に海を持つ県です。
独研は、国際学会が「実用化にいちばん近い」と考えている日本海の結晶状のメタン・ハイドレートを実用化して、それをインセンティヴ(良い刺激)として、わたしたちの海である太平洋側の実用化も切り拓きたいと考えています。
太平洋側のメタン・ハイドレートは、日本海と違って、その多くは海底深くに、砂と分子レベルで結合していて(つまり結晶、かたまりでは存在していなくて)、実用化に時間がかかると思われるからこそ、日本海を良き突破口にしたいのです。
日本海側も太平洋側も等しく、われら日本国民の海です。
▼台風が近づくなか、航海は奇跡的に、無事に実行できました。
今回の成果、すなわち有望海域の発見を踏まえて、すぐ再調査、さらに詳細な調査も行います。
たじまの尾?為雄キャプテン(船長)以下、乗組員のかたがた、同乗の兵庫県庁の研究員、調査員のみなさんと、国際社会では良く知られた専門家である青山千春博士の連携は、気持ちがいいほど見事でした。
だからこそ、再調査も船内で爽やかに、決まりました。
国民に情報を提供するために、カメラも同乗しています。
インターネットTVの「青山繁晴.TV」のカメラマンと、「ガイアの夜明け」のカメラマンです。後者は、長期取材の一環として撮影が始まりました。
▼たじまは、きょう早朝6時ごろに、香住に帰港します。
ぼくはそこから大阪に向かい、関西テレビの良心派の報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」の生放送に参加(出演)したあと、そのまま休まず、日本海の別の遠い港に向かいます。
これが、新しい柔軟な取り組みの、ふたつめです。
その別の港から、独研が初めて独自にチャーターした調査船に乗り組み、独研だけの調査航海を行います。
青山千春博士は、香住から、その遠い港に直行します。
この、もうひとつの航海には、日本国の全国会議員のなかで、もっとも良心的だと確信する代議士が同乗する予定です。
また、いわば生き証人として、ふつうの国民のかたも募って、何人か乗船していただきます。
おかしな妨害を避けるために、まだ詳細は明らかにできません。
独研が負担する費用は、そりゃ、たいへんです。
独研がいつまで、こんな高負担に耐えられるのか、ぼくがいつまでこのような無理が続けられるのか、それは分かりません。
天は、すべてをご存知です。
ただ、独研の掲げる松明(たいまつ)だけは、灯しつづけます。
▼おとといの月曜は、早朝に空路、大阪に入り、大阪から単線の列車も使って、香住に入りました。
ぼくが乗船すると事前に聞いていた地元のひともいらっしゃったようで、出港の時の見送りが嬉しかったです。
またすべての乗組員との握手は、熱かったです。
調査船「たじま」は、尾?船長の創意工夫が満ちている、素晴らしい船です。
その現場のリクエストに応えて新しく船を建造した、井戸敏三知事をはじめとする兵庫県の「海を新しい視点で活かす」ということに対する高い志も、この航海を通じて、あらためてしっかりと知ることができました。
日本の自治体の最前線には、生き生きとした挑戦があります。
*写真は、その後、たじまが陸に近づき、そして月光と旭日が共存した時間帯です。
2012年6月6日水曜日、午前4時台です。ほぼ同時刻なのに、月の照らす右舷側と、朝陽が昇ろうとする左舷側の空気の色あいの違いがこんなにくっきりと表れています。
さぁ、下船です。
そして今夜にまた、乗船です。
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▼みなさん、ぼくは今、日本海の洋上にいます。
6月6日水曜の午前3時27分、海も空もまだ真っ暗です。
ここは兵庫県の保有する漁業調査船「たじま」(199トン)船内の「調査区画」、すなわち調査を制御する一室です。
歴史に残っていく歩みを今、刻んでいると考えます。
われらの日本海が抱擁している、結晶状(かたまり)で良質な新資源メタン・ハイドレートを、日本が建国以来初めての完全な自前資源として実用化し、祖国のほんとうの独立につなげるよう、長いあいだ、既得権益の圧力などと戦ってきました。
それを変わらず継続しつつ、同時に、より柔軟な戦いを進めることを決め、ふたつの新しい取り組みを、この6月から開始しています。
そのうちのひとつが、自治体との連携です。
おたがいの志を交わし合うような話しあいと準備を経て、兵庫県との連携が決まりました。
そして兵庫県のまだ新しい、調査装備の充実した、きれいな漁業調査船「たじま」に、ぼくと青山千春博士が乗船して、おととい6月4日月曜に、日本海の香住(かすみ)という港から調査航海に出航しました。
独研(独立総合研究所)の自然科学部長である青山千春博士が、メタンハイドレートのきわめて安価な探索について、日本の特許と、アメリカ、オーストラリア、中国、韓国、ロシアの特許を持っていることは、もうご存じのかたもいるでしょう。(ちなみに、特許料は1円も受け取っていません)
▼ぼくは神戸生まれで、大学に進学した18歳まで、同じ兵庫県の加西市にいました。加西市から、姫路市の淳心学院中・高等学校に通っていました。兵庫県がふるさとです。
しかし、そのことと、今回、兵庫県と最初の連携を組んだことは関係がありません。
兵庫県は、日本海側と太平洋側(正確には瀬戸内海)の両面に海を持つ県です。
独研は、国際学会が「実用化にいちばん近い」と考えている日本海の結晶状のメタン・ハイドレートを実用化して、それをインセンティヴ(良い刺激)として、わたしたちの海である太平洋側の実用化も切り拓きたいと考えています。
太平洋側のメタン・ハイドレートは、日本海と違って、その多くは海底深くに、砂と分子レベルで結合していて(つまり結晶、かたまりでは存在していなくて)、実用化に時間がかかると思われるからこそ、日本海を良き突破口にしたいのです。
日本海側も太平洋側も等しく、われら日本国民の海です。
▼台風が近づくなか、航海は奇跡的に、無事に実行できました。
今回の成果、すなわち有望海域の発見を踏まえて、すぐ再調査、さらに詳細な調査も行います。
たじまの尾?為雄キャプテン(船長)以下、乗組員のかたがた、同乗の兵庫県庁の研究員、調査員のみなさんと、国際社会では良く知られた専門家である青山千春博士の連携は、気持ちがいいほど見事でした。
だからこそ、再調査も船内で爽やかに、決まりました。
国民に情報を提供するために、カメラも同乗しています。
インターネットTVの「青山繁晴.TV」のカメラマンと、「ガイアの夜明け」のカメラマンです。後者は、長期取材の一環として撮影が始まりました。
▼たじまは、きょう早朝6時ごろに、香住に帰港します。
ぼくはそこから大阪に向かい、関西テレビの良心派の報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」の生放送に参加(出演)したあと、そのまま休まず、日本海の別の遠い港に向かいます。
これが、新しい柔軟な取り組みの、ふたつめです。
その別の港から、独研が初めて独自にチャーターした調査船に乗り組み、独研だけの調査航海を行います。
青山千春博士は、香住から、その遠い港に直行します。
この、もうひとつの航海には、日本国の全国会議員のなかで、もっとも良心的だと確信する代議士が同乗する予定です。
また、いわば生き証人として、ふつうの国民のかたも募って、何人か乗船していただきます。
おかしな妨害を避けるために、まだ詳細は明らかにできません。
独研が負担する費用は、そりゃ、たいへんです。
独研がいつまで、こんな高負担に耐えられるのか、ぼくがいつまでこのような無理が続けられるのか、それは分かりません。
天は、すべてをご存知です。
ただ、独研の掲げる松明(たいまつ)だけは、灯しつづけます。
▼おとといの月曜は、早朝に空路、大阪に入り、大阪から単線の列車も使って、香住に入りました。
ぼくが乗船すると事前に聞いていた地元のひともいらっしゃったようで、出港の時の見送りが嬉しかったです。
またすべての乗組員との握手は、熱かったです。
調査船「たじま」は、尾?船長の創意工夫が満ちている、素晴らしい船です。
その現場のリクエストに応えて新しく船を建造した、井戸敏三知事をはじめとする兵庫県の「海を新しい視点で活かす」ということに対する高い志も、この航海を通じて、あらためてしっかりと知ることができました。
日本の自治体の最前線には、生き生きとした挑戦があります。
*写真は、その後、たじまが陸に近づき、そして月光と旭日が共存した時間帯です。
2012年6月6日水曜日、午前4時台です。ほぼ同時刻なのに、月の照らす右舷側と、朝陽が昇ろうとする左舷側の空気の色あいの違いがこんなにくっきりと表れています。
さぁ、下船です。
そして今夜にまた、乗船です。