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Channel: ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ(31DEC14まで/新ブログshiaoyama.comに移転済み)
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きょうの選挙特番は異例づくし

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▼きのう、参院選の前日は朝、東京を出発し名古屋でまず、講演。
 講演時間が1時間のみという設定だったから、苦しかったのです。
 主宰者に壇上から拝むようにお願いし、5分の延長時間をいただき、さらに迷惑をかけながら、その5分に加えて8分ほど延長したけれど、それでも白梅の少女たちに触れる時間が、どうにも、つくれませんでした。他の課題を主にしなければならない講演会だったから。

 講演会場を飛び出し、名古屋駅に向かう車中で、首のあたりが重くなり、痛む。
 硫黄島と、白梅の塔に充分に触れることができないと、必ず、こうなります。

 名古屋から新大阪を経由し、兵庫県の西宮市に向かいました。
 西宮市内の大きなショッピングモールのなかに、ブックファーストという大型書店があり、青山千春博士とともにトーク&サイン会を開くのです。
 定数100人はあっという間にうまったそうで、今回は、トーク会場に50人ほどしか入れないので、読者に2班に分かれていただいて、50人づつトーク&サインです。
 ぼくと青山千春博士は出ずっぱりで、いつものように打合せ一切なしで、自由にトークし、おひとりおひとりの読者と向かいあいながら、早くも3刷になった決心の書「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)と、それから14刷のロングセラーになっている根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)に、サインをしていきました。

 読者のみなさんの、あたたかい心と、晴れ晴れするような志に、深く励まされました。


▼このトーク&サイン会は、かなり大幅に予定時間を超え、大急ぎで大阪へ。
 きょう7月21日の参院選は、いつものように関西テレビの特番に参加するので、担当プロデューサーと議論せねばなりません。
 深夜にかけて議論をし、大阪市内のホテルへ。

 この動きのなか、起稿から11年3か月ぶりに初稿を脱稿した小説新作の見直し、つまり「第2稿」の完成を進めています。


▼さて、きょうの関西テレビの参院選特番は、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」で憲法96条改正反対を表明した古賀誠・元自民党幹事長、そして第二次安倍政権を支える世耕弘成・官房副長官、さらに外務省出身の山本香苗・公明党参院議員の3人の政治家をゲストに迎え、アンカーの宮崎哲弥さん、森田実さんとぼくが、議論します。

 ところが一点、大きな変則があり、それは番組の途中にサッカー中継が入ることです。
 東アジアカップの日中戦ですね。FNNとして、選挙日程が決まるまえに中継を決めていたということですから、番組参加者に過ぎないぼくは、なにも言うことはありません。

 選挙特番は、他局と同じように今日の夜8時前から始まり、8時45分からサッカー中継となり、10時59分から再び、選挙特番に戻り、日付が変わって午前零時15分からいったんスポーツニュースが入ってから、午前零時半に、上記の政治家たちとナマの議論が始まります。
 終わりは、午前2時半近くになるらしいです。

 まことに異例で、視聴者のみなさんに負担もかける構成ですが、できれば、未明の議論までご覧ください。

視聴者のちから

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▼ひとつ前のエントリーをめぐって、こんな書き込みを頂きました。

〜引用ここから(原文のまま)〜
いつもブログを楽しみにしています 2013-07-21 14:24:01 KMH

異例とのことですが、ニッポン放送の特番に電話参加できるチャンスが増えて、喜ばしい事だと感じます。青山さんがサッカーの実況をされるのであれば話は変わりますが・・・。
〜引用ここまで〜

▼これを読んで思い出したのです。
 前回のニッポン放送「ザ・ボイス」7月18日木曜の生放送のときに、飯田アナに「選挙特番は、関テレの放送のあいだに時間が合えば、電話で参加しますよ」とぼくが言い、飯田アナが「ぜひ、ぜひ」と答えたのでした。
 しかし、放送のあと、そのまま忘れてスタジオを出てしまっていました。

 上掲の書き込みのおかげで思い出したので、先ほど、ニッポン放送の関係者に電話をしてみました。
 その結果、今夜の10時35分から40分の間に、電話でニッポン放送に飛び込み参加することになりました。

 たった5分ではありますが、視聴者から書き込みを頂かないと、実現しなかったところでした。

これはまったく違います

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▼以下の書き込みがありました。

〜引用ここから(原文のまま)〜
(無題) 2013-07-21 17:45:21 通りすがり
後付けでセリフを書き足すのなら、鼎談の意味がないと思うのですが。
伝わりにくい部分があったと感じられたなら、せめて注釈なりにすべきではないでしょうか。
よく芸能人の雑誌インタビューで、意にそぐわない発言があると直すそうですが、それとなんら変わらないと思います。
青山さんには、こういうことはしてほしくなかったです。
〜引用ここまで〜

「後付けでセリフを書き足した」のではありません。
 この鼎談本「アベノミクスが激論で解けた!」(小学館)は、長時間の鼎談を、しかも複数回おこない、その膨大な議論を、編集者が整理・短縮して載せてあります。
 ぼくの発言のうち、削除、短縮すべきでなかった部分を、簡略にしたうえで、復活させてもらったのであって、書き込みにある芸能人うんぬんの作業(ただし、ぼくは、そのような作業が実在するかどうかは知りません)とは関係ありません。

 この鼎談は、ムックで発行されていますし、長時間の鼎談がそのまま収録されないのは、やむを得ません。
 そのなかで、意が伝わるように最善の努力はしたいと考えます。

なぜ?

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▼参院選投票日の翌日のきょう7月22日月曜は、未明2時半ごろに、関西テレビの参院選特番からホテルに戻ってきました。
 ところが朝6時半にはホテル出発という日程…が、平然と組んであるっ。
 うーむ、やっぱり独研(独立総合研究所)の秘書室は、ぼくをロボコップかガッチャマン(古い)かなんかと勘違いしてるらしいナァ。別にいいけど。

 NHKの選挙特番はまだ続いていたから、それをちらちら見ながら、選挙結果を受けて政官界のひとたちにEメールを打ったりしていたら、すぐ朝。
 火傷するかなと頭の隅で思うほど熱めにした朝風呂でおのれに活を入れて、伊丹空港へ。

 伊丹空港のJAL側の出発ロビー、つまり北ターミナル2階にある書店「スカイブック」(電話06-6856-6698)には、青山千春博士とぼくの決心の書、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)にサインをして何冊も置いてあります。
 先日、同行していた秘書さんが、書店の人に声を掛けたら大喜びで、「うわ、嬉しい。助かります。ぜひお願いします」ということだったから、ぼくも、にこにこしながらサインしました。

 これまで、同じ伊丹空港のANA側出発ロビー、つまり南ターミナルの2階にある同じ「スカイブック」には、何度もサイン本を置いていて、毎回すぐ売れてしまっていました。
 さらに、この「スカイブック」は、伊丹空港の中央ブロック1階に、大きな本店みたいな店があって、そこも時々、サイン本を置いて、これも毎回、すぐに売れてしまいます。
 こういう話を、JAL側の「スカイブック」の店員さんも聞いていたのでしょうね。

 ところが…今朝、飛行機に乗る前にちらり、このJAL側「スカイブック」を見たら、あくまでちらりと見た限りだけど、まったく減っていない。
 あれ?
 こないだ見たときも、減っていなかったよ。

「希望の現場 メタンハイドレート」が全般に売れていないのならともかく、素晴らしい出足です。
 なぜ?
 ANAに乗る人には、関心を持たれるけど、JALに乗る人には、関心を持たれない?
 まさかね。ANAもJALも乗客は同じじゃないかな。

 なんだか、良く分かりませんが、まだあります。よろしければ、どうぞ。


▼ぼくは今、陸上自衛官が運転する公用車で都内を走っています。
 これから、陸上自衛隊の幹部学校で、安全保障戦略をめぐって講演です。
 講演のあと、靖国神社に向かい、独研のインディペンデント・クラブ(IDC)の会員と一緒に8月におこなう公式参拝や遊就館での学習などに備えて、下見し、靖国の宮司さんらとお会いします。

 IDCの追加募集にも、想像をはるかに超えた募集がありました。
 予定の50人よりは拡充したうえで抽選することも選択肢に含め、いま検討しています。すこし待ってくださいね。

今夜10時

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▼昨日に引き続き、実は今日もいま、自衛隊の公用車に乗って都内を走っています。
 正確に言えば、昨日は、陸上自衛隊の幹部学校の公用車、今日は、航空自衛官が運転している防衛省内局の公用車です。
 いつもこういうことが続くのではありません。
 たまたまです。

 昨日は、陸上自衛隊がその幹部学校内で、民間サラリーマンや他省庁、大学院生らと一緒に開いている安全保障セミナーで講演しました。
 そして今日は、防衛省の幹部研修での講義です。
 共同通信政治部の防衛庁担当記者だった時代に始めた防衛省(庁)の幹部研修の講師を、もう19年続けています。きょうは、幹部にこれから登用される若手たちが対象でした。
 こうした講演と講義が偶然、連日の日程になったのです。

 しかし、この2日間の前日が参院選でしたね。
 参院選の結果として久しぶりに日本に安定政権がつくられ、さぁ、その安定政権だからこそ日本の安全保障と外交をどうするのかを、われら国民が問うていくさなかですから、いささかの感慨があります。
 そして、いつもと同じように、ささやかな決意を込めて講演と講義をいたしました。


▼今夜、BSジャパンの生放送で、拉致担当大臣の古屋さんと話します。
 ふだん、この地味ブログであまりテレビ番組の事前告知はしませんが、今夜はします。
 午後10時からの放送です。

写真は大阪に昇る旭日です

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▼いま大阪の夜が明けていきます。
 きのうは、関西テレビの「水曜アンカー」のあと、大阪市内で講演があり、泊まりになりました。

 そしてきのうは、この報道番組「スーパーニュース・アンカー」のMC、ヤマヒロさんこと山本浩之アナウンサーが秋に交代されることが公表されて、最初のアンカーでもありました。
 ヤマヒロさんからは、ずいぶんと前に直接、詳しくお話がありました。ヤマヒロさんらしい義理堅さです。
 そのとき、ヤマヒロさんの表情は、寂しさというのではなく、前へ向かう気迫に溢れていました。

 きのうのアンカー生放送では、CMのときに「これからも、(さまざまな)番組に一緒に出てくださいね」という言葉がさらりとあり、ぼくは「もちろん」と答えました。


▼後任の岡安アナは、彼の素晴らしい競馬中継を見れば分かるとおり、当意即妙、そして人柄の大きなひとです。
 ぼくは岡安ちゃんと呼んでいます。
 彼が「水曜アンカー」で、ヤマヒロさんの隣(つまり現在の堀田アナの位置)に座っていた頃、ぼくのつたないコーナー「青山のニュースDEズバリ」を、うんうんと頷いたり、目を見開いて身を乗り出して聞き入っていたり、そういう様子にずいぶんと励まされました。
 いよいよMCですね。岡安ちゃんらしい、明るい雰囲気の健闘を確信しています。


▼「青山さんはどうなるの」というお問い合わせを、たくさんたくさん、頂いていますが、テレビ番組の参加者というのはテレビ局の決めること、専権事項です。
 当然ながら、何も関西テレビに聞いていません。


▼そういえば、「たかじんnoマネー」(テレビ大阪)から「特番に出てくれませんか」という申し出がありました。
 独研(独立総合研究所)総務部によると、「ちょっと、おそるおそるという感じの連絡でした」ということです。番組の側から、かつて「もうオファーはありません」という連絡があったからですね、きっと。
 しかし、前述したように、番組参加者の決定というのはテレビ局の専権事項ですから、ぼくには何のこだわりもありません。タレントでも評論家でもなく、いかなる芸能プロダクションにも属さず、そうした世界とは一切、関係を持たず、テレビで食っているわけでも全くありませんから、何ということもありません。
 そして、今回の特番というものが、中国をめぐる議論ということでした。
 だからぼくは、ごくふつうに「OK」と答えました。

 収録が今週の土曜日、オンエアは8月10日の土曜日ということです。

 ちなみに、前述の「もうオファーはありません」ということについて、テレビ大阪の関係者おふたりから詳しい説明は、かつて、ありました。この地味ブログでも記したと思います。
 一般に良く想像される理由とは、何の関係もありませんでした。ぼく自身の名誉とも何の関係もありません。だから、ぼくから明らかにすることはありません。ぼくは、ひとの名誉を守ります。

 この「たかじんnoマネー」への参加をOKしたあとに、ちょっと久しぶりに「TVタックル」から同じ日の、同じ時間帯の収録のオファーがありました。
 ぼくも独研も、番組を天秤にかけたりしません。あくまで先約優先ですから、タックルを断りました。
 タックルの頑張り屋さんのディレクターは、「特番だけ都合よく頼んでくる番組なんて断って欲しい」と、独研総務部に口惜しそうに、かつずばりと、おっしゃったそうです。ふはは。そういう率直な言葉は嫌いじゃないけど、先約は先約です。

 テレビ界はテレビ界でいろいろとたいへんなようですが、ぼくは子供のころ、厳しい家庭教育のなかで武家の娘である母が、なにか外でいろいろある時にいつも言っていた簡潔な言葉を思い出します。
「われ関せず」

 まもなく帰京します。
 きょうは、ニッポン放送のラジオ報道番組「ザ・ボイス」の生放送です。
「ザ・ボイス」では、飯田アナがいつも、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)と、決心の書「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)を読んでくださったリスナーからのEメールを、積極的に取りあげてくれます。

 きのうの「水曜アンカー」のあとの講演会では、この「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)のミニサイン会もありました。
 おととい、BSジャパンの番組でお会いした拉致問題担当大臣の古屋さんが、生放送の始まるまえに、「青山さんと、青山千春博士の努力でついにメタンハイドレートのことが動き出したと、番組で言っていい?」と聞かれるので、「いやいや、この番組は今夜、拉致被害者のための貴重な時間ですから」と答えました。
 BSジャパンをご覧になった視聴者の多くから、「古屋さんがほんとうに誠実に拉致に取り組んでいるのが伝わってきた」という書き込みを、この地味ブログにたくさん頂きました。
 すごく嬉しかった。
 こういうことのために、ぼくは今後も、テレビやラジオの番組にすこしだけは参加します。




めちゃらくちゃらを言わないでください

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こんな書き込みがありました。

〜引用ここから(名前以外は原文のまま)〜

日本海側のメタハイについて 2013-07-25 09:36:13 (※ここに実際は名前)

いつも楽しく拝読させていただいております!
佐渡沖の試掘で、顕著な兆候は発見できなかったとニュースで報道がありました。
青山さんが大きな期待を寄せていた日本海側のメタハイ開発との関係について、青山さんご自身がいまだニュースでもブログでも言及されないのは何か理由があるのでしょうか?

あれだけ熱く発信されていただけに、一言も触れないのは無責任だと私は思います。詳細について確認中ということであれば、その旨を伝えるのが筋ではないでしょうか?
青山さんのお話を聞いて、自前資源獲得について本気で期待し応援しようと私は思いました。
報道後、ブログでもアンカーでも一切触れていないので不安に思い、投稿させていただきました。
(※実際はここに実名)

〜引用ここまで〜

ひどい書き込みは実際には珍しくありません。
事実誤認というより、確認不足のまま、ご自分の感情のまま投稿してくる人もほんとうは少なくない。
しかし、いちいち反応していません。

しかし、これは、ひとこと申しあげざるを得ません。
あなたのおっしゃっているのは、経産省の「原油調査」と「旧来型の天然ガス調査」でしょっ!
メタンハイドレートと、関係ありません。
また、経産省単独の調査であって、独研(独立総合研究所)のメタンハイドレート調査・研究とはまったく何の関係もありません。

それがなぜ、ぼくが「無責任」と言われなければならないのですか。
あなたが、勘違いしているだけでしょう。
人を無責任呼ばわりするのなら、その前にきちんと、最低限の確認ぐらいなさってください
あえて申しますが、これは勘違いという問題よりも、生きる姿勢の問題です。
人を、生きている他の人を批判するのなら、まずはご自分の考えに勘違いや思い込みがないのかを確認する。それが、人間本来の最低限の謙虚さではありませんか。

日本海のメタンハイドレート調査については、もちろん、わたしたちは粛々と進めています。何の利益も得ることなく、ただ国益のために、進めています。今まで通りです。
それについては、これもこれまで通り、発信すべき時をわたしたち自身が選んで、決めて、発信します。
経産省がいったんは「日本最大級の油田か」という触れ込みで行った今回の調査の結果については、そのときに触れるかも知れません。ただし、これは前述したとおり、旧来型の資源の話であり、新資源であるメタンハイドレートとは関係ありません。わたしたちは、旧来型の資源の研究開発に、一切、関わっていません。
それだけのことです。
メタンハイドレートに関心を寄せてくださる国民なら、みんな、ご存じだと考えます。


お知らせしておきたいこと

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▼みなさ〜ん、いま伊丹空港にいます。
 久しぶりに、テレビ大阪「たかじんnoマネー」の収録を終わって、これから帰京するところです。
 前のエントリーで書いたように、TVタックルの意欲的なディレクターに「そんな、都合のいいときだけ来てもらおうとする番組なんか断って、こっちの収録に来て欲しい」と言われたことも、例によって、すべてありのままに語りましたが、編集ですからね、どうなっているかは分かりません。
 いつも申しているとおり、編集権はあくまでテレビ局にあります。干渉しません。

 番組は、かなり新しい試みの特番でした。
 黒田さんというタレントのかたが、まずぼくに「歴史認識問題」でレクチャーを受け、別室の教室風のスタジオで待っている中国人のひとびとに講義をします。おなじように、弁護士の本村さんが「知的所有権」、軍事ジャーナリストの井上和彦さんが「尖閣」で、それぞれレクして、黒田さんが中国人のひとびとに講義をするという構成です。

 ちょっと大事なお知らせがあって、きょう収録したこの特番の放送は、当初の8月10日土曜から急遽、変って、8月31日土曜になったそうです。
 これは「せっかくだから、1時間ではなく2時間で放送しよう」という判断になったからだそうですから、いい話かな?
 8月31日の午後2時から4時に放送する予定だそうです。


▼きょうは伊丹空港からANAで帰るので、伊丹空港の南ターミナルビル2階のANA搭乗口近くの、「スカイブック南店」(電話06−6856−6689)でぼくと、それから今日ぼくに同行している青山千春博士(独研は社員を週末に休ませるので、今日の同行はいつものYO秘書じゃないのです)のふたりで、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)にサインしました。
 何冊かあります。
 関心あるかたはどうぞ。

 それから、伊丹空港の北ターミナルビル2階のJAL搭乗口近くの「スカイブック北店」は、前のエントリーで記していた電話番号が違うという指摘があったので、先ほど、スカイブックの店員さんに聞いてきました。06−6856−6683です。
 こちらも、まだサイン本があります!

 …では搭乗です。もう飛んじゃいそうです。

みんなの目の輝きに感謝。そしてサイン会ふたつと独立講演会で会いましょう!(ポスターと写真を追加)

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▼7月27日、「たかじんnoマネー」特番(テレビ大阪)に参加したあと、伊丹発の飛行機を羽田で降りて、ふと思い出したのが、その「たかじんnoマネー」でいわば再会した観覧のみなさんの目の輝きです。
 この番組は、スタジオ観覧者を募集していて、ぼくがレギュラーで参加していた頃は毎回、必ず、生放送や収録が終わると、そのみなさんのところへ行き「全員握手です」と言って、お一人お一人の眼を見て、握手をしていました。

 ぼくが出なくなったことは、要はテレビ局と関係者の都合によるものであって、観覧のみなさんや視聴者、国民とは関係ありませんから、きょうのような臨時参加(出演)であっても、かつてと同じように全員のかたがたと握手をしました。
 みなさん、収録のあいだ、ほんとうに真剣に見つめ、聴き入っておられました。
 握手しているとき、「戻ってきてください」と声をかけられましたが、それは、ないと思いますし、ぼくの決めることでも考えることでも全くありませぬ。
 だけど、ぼくも、また握手できて嬉しかったですよ。


▼さて、握手と言えば、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)と決心の書「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)のサイン会ですが、次は、7月31日水曜日の京都、8月10日土曜の和歌山です。

▽京都は、新幹線の京都駅前・八条口の「アバンティブックセンター京都店」です。
 この書店のフェイスブックには、下掲のようにアップされています(*ただし、青山千春博士の春の字が間違っています…)

〜フェイスブックから〜
南区東九条西山王町31番地 京都アバンティ6階, Kyoto, Japan 601-8003
075-671-8987

●アバンティブックセンター京都店 サイン会のお知らせ

書名・・『希望の現場 メタンハイドレート』
著者・・青山千晴
出版社・・ワニ・プラス
ISBN・・978-4-8470-9154-4
定価・・・1365円(税込)

出版を記念して、アバンティでサイン会が実現!
「ぼくらの祖国」もサイン対象書籍でございます。
今回は青山千晴博士・繁晴氏ダブルサイン会となっております。
皆様ぜひご参加くださいませ。

書名・・『ぼくらの祖国』
著者・・青山繁晴
出版社・・扶桑社
ISBN・・978-4-8470-9163-6
定価・・・1680円(税込)

【日時】 2013年7月31日(水) 19時〜
【会場】 アバンティブックセンター京都店 特設会場
【申込方法】 アバンティブックセンター京都店にて、対象商品
お買い上げの先着80名様にサイン会参加券をお渡ししております。
尚、お電話でのご予約も承っております。
下記の電話番号でご予約いただき、当日(開始時間までに)サービスカウンター
にてお会計後、参加券と共にお渡しします。
注:参加券には整理番号は付いておりません。当日、番号札と交換させて
いただきますので、番号札順に店内放送にてご案内させていただきます。
【お問い合わせ先】 アバンティブックセンター京都店 075-671-8987
〜ここまでフェイスブックから〜

▽和歌山は、宮脇書店です。
 8月10日土曜の午後1時から4時半まで。ぼくと青山千春博士のトークショーもあります。
 編集者からポスターがEメールで送られていたことが分かったので、それを写真に撮り、アップしました。見にくいのは許してください。

 宮脇書店和歌山店
 13時スタート(トーク1時間、サイン2時間)で16時終了の予定。
 定員は100名。
 問い合わせは、下掲へ。

 おはなしの丘 宮脇書店 和歌山店
 〒640-8128
 和歌山県和歌山市広瀬中ノ丁2丁目97
 TEL:073-422-2151
 FAX:073-422-2152
 Mail:info@w-miyawaki.co.jp





▼もうひとつ、たいせつな情報です。
 第20回の独立講演会を、8月25日の日曜に、神戸で開きます。
 すでに申込受付を、7月26日金曜の正午に開始しています。このブログでのお知らせが遅れて、申し訳ない。
(*上と下の3枚の写真はいずれも独立講演会のひとこまです。1枚目は、講演開始を待つみなさん。2枚目は、壇上からお話しし、3枚目は、みなさんの中に入ってお話ししています)

 以下に、独研(独立総合研究所)の公式HPに7月26日からアップされている情報の抜粋をアップしておきます。
【講演日】
2013年8月25日(日)

【講演時間】
開場:12時30分
開演:13時30分 〜 18時00分 予定

【講演内容】
「独立とは何か」

【場所】
神戸商工会議所 神商ホール(3階)
〒650-8543 神戸市中央区港島中町6丁目1番地
Tel.078-303-5804
「JR三ノ宮駅」、「阪急三宮駅」、「阪神三宮駅」からのりかえ。
ポートライナーで10分。「市民広場」駅下車。北へ徒歩約5分

詳細は、こちらへ。

【受講料】
一般 5000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4000円

【申込期間】
2013年7月26日(金)正午〜 2013年8月5日(月)正午
※申込期間内のみ、申込を受付致します。 

独研ホームページからのお申し込みに限り受付けます。

【抽選結果通知】
当選・落選発表は、8月5日(月)申込締切り以降、メールにてご連絡致します。

【禁止事項】
※参加資格の譲渡
※講演の撮影・録音・録画
※講演中のパソコンの使用
※事前にお申込をされていない方の入場

【問い合わせ先】
独立講演会 運営事務局
※電話でのお問い合わせは対応しておりませんので、ご了承下さい。
※独立講演会については、独研(独立総合研究所)総務部では対応しておりません。









▼みなさ〜ん、京都サイン会、和歌山サイン会、そして独立講演会で、お会いしましょう。

独研の生き方

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▼こんな書き込みを頂きました。

〜ここから引用(名前以外は原文のまま)〜

(無題) 2013-07-29 20:35:29 (*ここに実名と思われるお名前があります)

青山さん、こんばんは。
いつも、お疲れ様です。
IDCに当選しました!一日千秋の思いで待っていたので、最高に幸せです。
…ところで、落選された方は、何がダメだったのかと、本当に落ち込まれています。
募集は終わったばかりですが、何とかまたチャンスを与えて頂けるよう、ご検討願います。何より、青山さんと直接触れ合いたいと願う消極的な方が大半だと思いますので…。

〜引用ここまで〜


▼IDCとは、独研(独立総合研究所)の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」の略称です。
 今回、会員の追加募集をおこないましたが、予定も想像も超えるたくさんの応募をいただき、抽選を実施しました。
 まったく無条件の抽選だけです。
 当選、落選、というのは、あくまでその単純明快な抽選結果だけであり、何かを考慮して選別したのでありません。
「何がダメだったのかと、本当に落ち込まれています」とお書きになっているのは、意外そのもの、ちょっとショックですね。ダメなわけがないです。ただ抽選のあたり、外れ。たまたまの偶然だけです。

 ほかにも、落選されたご本人から「抽選には、地域をはじめ、いろいろな条件を考慮しているのか」という別の書き込みがありましたが、そんなことをすれば、抽選ではありませんね。まさしく選別になってしまいます。
 われら独研が、そんなことをするわけがありません!
 もしも万一、何らかの事情を考慮せざるを得なくなったら、そのことをきちんと事前に告知します。


▼IDCの会員数を限定しているのは、あまり増やすと、ぼくと直接に触れあうことが物理的に難しくなるのではないかと懸念するからです。
 独研は、最大利益を追求しませんから、規模の拡大や、会員数の多さを誇ったりすることや、そんなことには目標を置きません。
 したがって、IDCの本来の姿、ぼく本人と直接、触れあう機会の提供ということを護ります。

 ただ、さまざまに会員受け入れの機会をつくりたいと、ぼく自身も、IDC事務局も、独研の自然科学部長であるだけでなく総務部長代理を兼務している青山千春博士も、常に考え、悩み、議論しています。


▼ちなみに、独研は民間であっても、追求するのは国益です。
 詳しくは、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)と「ぼくらの祖国」(扶桑社)を、立ち読みでもいいですから、ご覧になってみてください。


▼「希望の現場 メタンハイドレート」は、いわばそのサイドストーリーの新書版が、ぎりぎり予定通りに8月中に出版される見通しが、立ちつつあります。
 よく、「青山さんは、青山千春博士とどこで、どうやって出逢ったんですか」と聞かれますが、そうしたことも、ハラハラどきどきの青山千春博士の文章、子供の作文みたいにストレートな文章で、書き込まれています。わはは。

 ぼくの小説新作は、書き起こしから実に11年と4か月近くを経て、7月4日に初稿を脱稿しましたが、きのうに、初稿に手を入れた第2稿を脱稿しました。なんとまぁ、エンディングが大きく変りました。
 これから最終的な決定稿づくりに進みます。

 それが終わると、「ぼくらの祖国」の続編を完成させていきます。すでに準備はすこしづつ進めています。

みなさん、サイン本を置きました!4か所の書店です。そして次の本のネット予約も始まりました。

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▼いま伊丹空港の出発ロビーです。「水曜アンカー」を終わって帰京します。
 青山千春博士と書いている次の本、「希望の現場 メタンハイドレート」の続編というか、柔らか版というか、今度は安価な新書(840円)で今月中に出す「海と女とメタンハイドレート」(ワニプラス)のために、またしても完全徹夜で番組に出たので、ちょっと疲れ気味です。
 この新書については、また発売日をお知らせします。いずれにしろ、今月中です。

…いまネットを見ると、なんともう、ネット書店で予約受付をしています!
 発売日は8月24日です。


▼先ほど伊丹空港に着いたとき、空港ターミナルビル中央の1階にある「スカイブック(中央ブロック店)」に立ち寄って、決意の書「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)に8冊ほどかなぁ、サインしてきました。
 同時に、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)と、ぼくにとっては依然、たいせつな書の「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」と「救国 超経済外交のススメ」(いずれもPHP)も、わずか1冊づつですが置いてあったので、すべてサインしてきました。
 この書店は、飛行機に乗らない人でも、誰でも入れます。電話は、06-6856-6647です。

 このスカイブックは、同じ伊丹空港のJALの出発ロビー側、ANAの出発ロビー側のそれぞれにもサイン本を置いています。


▼そして、きのう大阪市内で講演したとき、紀伊國屋書店の京橋店(電話06-4801-9255)のスタッフが来ておられたので、20冊の「ぼくらの祖国」にサインしておきました。

▼したがって、大阪市内の4か所で、サイン本を手にしていただくことができます。
 大阪以外のかたには申し訳ない。

櫻井よしこさんの…

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…運営なさっているネットテレビ、「櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!」に、青山千春博士とともに参加します。
 生放送です。きょう8月9日金曜の夜9時からです。

▼それから、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)が電子化されています。
 出版社によると、次のようなスケジュールです。

▽8/4、5  アマゾン・キンドルストアに販売開始
▽8/23頃  ソニーリーダーストア、honto(大日本印刷系の電子書店)、ブックライブ(凸版系の電子書店)、紀伊国屋書店・電子書籍サイト等の国内主要電子書店サイトにて販売スタート
▽その他の電子書店については、納品してから大よそ2〜3週間後に配信がスタート

 さまざまな読者の利便のために、電子化は良いことだと思います。
 ただ…通称・ぼくそこ(ぼくらの祖国)についてはいちばん、あの書の手触り、ささやかな重みをみんなで感じていただきたい気持ちはあります。
 ちなみに、ぼく自身は、電子書籍を読む環境そのものは充分に構築していますが、実際は、ただの一度も読み通したことがありません。

 言葉、文字、紙、印刷、ネット、いずれも人類の発明です。
 そのなかで言葉がもっとも馴染むのは、紙だと思います。
 五感に関わるからです。紙をめくる手触りは、電子書籍めくる手触りとは違います。
 技術の新しさ、古さの問題ではありませぬ。

 それでもなお、幅広い読者、なかでも海外にいらっしゃる邦人の利便を考えて、「ぼくそこ」の電子化をOKしました。


 

秋に向かうニューヨークから

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▼みなさん、たった今、ニューヨークに着きました。
 時差は13時間、つまり昼夜がちょうど逆転です。
 12時間半ぐらいのフライトで、JFK空港に着いたとき、いつものように自然に現地モードになり、時差呆けもありません。正直、快調です。

 同行している独研(独立総合研究所)の若い研究員は、早くも時差にやられて、ホテルのエレベーターにすら酔ってしまい、いま倒れています。わはは。

 NYは、アメリカの独立記念日の7月4日から7月いっぱいがいちばん暑かったそうです。
 きょう8月11日の日曜の夕方(アメリカ東部時間。日本時間では12日月曜の早朝)はもう最高気温25度。
 あの Autumn in NewYork がもう足早に近づいている感じです。東京はインド並みの暑さでした…。誰が日本を熱帯にしたのじゃ。


▼さぁ、さっそく、日本に創設されるNSC(国家安全保障会議)のための議論をしたり、それから、敗戦の日を勝者の側にあえて身を置いて迎える、ということなどをします。
 NSCの関連は、内閣の出張などではなく、いつものように自由な独研のジバラ出張です。

 というわけで今週8月14日の「水曜アンカー」は参加しません。電話で繋いだりもなく、まったくの不参加です。ぼくはいつも、海外出張中でも何らかの形で寄与したいとテレビ局に提案するのですが、テレビというのはなかなか自由がききませんね。
 ラジオは逆に、全くいつも通りに参加します。
 8月14日水曜朝(日本時間)のRKB毎日放送は、国内と同じように電話で繋ぎます。
 そして8月15日木曜、敗戦の日の当日のニッポン放送「ザ・ボイス」は、東京・有楽町のスタジオと、ぼくが滞在中のNYのホテルの部屋とを繋いで、完全生中継でやります。
 実は、いまフライトの疲れと時差で倒れている研究員は、そのために同行しました。技術支援などロジスティックスのためです。
 もともとは今回、ぼくひとりで出張する予定でした。コスト削減のためです。しかし、ニッポン放送の飯田アナもNY入りするという案が結局、実現不可能となり、視聴者のために完全を期すには独研からもうひとり出そうということになりました。
 もちろんすべて、独研のジバラです。またしても、大赤字じゃ。いつまでこんな事をやれるか分からないけど、やれるうちは、本来の目的のために、やります。

 今回の本来の目的とは、68年前の敗戦は、世界の現場では、ただのひとつの敗戦であり、それ以下でもそれ以上でもなく、中韓の世論工作や日本国内の一部の思い込みのように「国家の主権すら放棄せねばならないこと」ではあり得ないことを、視聴者、リスナー、日本国民に伝えることです。

 それにしても、飯田アナ、飯田こうちゃんが、たとえ日帰りになってでもNYに来ようと真剣に検討してくれたのが、嬉しかった。

*写真を追加しました。
 結局、今回のニューヨーク出張で最初の夜もほぼ徹夜となり、夜明けのNYを撮りました。
 まぁ、こういうわけですから時差呆けもへったくれもないわけですね、そりゃ。ふひ。
 リラックスして元気です。

 きのう夕方、JFK空港に着いたときに「襟を立てて歩いている青山さんを見た」という趣旨の書き込みが、NY在住のかたからありました。
 疲れた様子だったから、声を掛けなかったそうです。
 機中ずっと、小説新作の直しをしていましたからね。
 それにしても、この頃は、世界のどこに行っても邦人がちゃんといらっしゃいます。


ところで…

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…ネット予約が始まっている新刊、「海と女とメタンハイドレート」(ワニプラス/初めての新書)は、やっぱり読んでほしい本ですね。
 青山千春博士とぼくで取り組んだ「希望の現場 メタンハイドレート」の姉妹本ですが、今こうして外、日本の外に出ていて、ふと、ぐっと胸に湧きあがるように「読んでほしい」と思いました。

 そこに人生と、終わりなき夢があるからです。

たったこれだけの機材で……

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……太平洋もアメリカ大陸も超えて、東京は有楽町とニューヨークはマンハッタンを繋いで生放送がやれるんだから、ラジオはやっぱり小回りがきく。
 技術の発達の凄さはもちろんですね。

 上の写真は、日本時間8月15日木曜、敗戦の日の午後4時から5時半まで、ニッポン放送の「ザ・ボイス」を東京、NYの二元生中継で放送している現場です。
 このために独研(独立総合研究所)から自主的に、技術に強い研究員をぼくに同行させ、ホテルの一室も借り、目の玉が飛び出る自主負担にはなったけど、68回目の敗戦の日にちょうど、ぶち当たる放送をお休みにしたくなかった。
 リスナーのみなさんと、まさしく一緒に考えたかった。

 ニッポン放送も、その志をよく分かってくれたと思います。
 下の写真は、ニッポン放送が現地NYから、この放送現場に派遣してくれた、優れた技術者の本下(ほんげ)さんとツーショットです。
 本下さんは、ニューヨーク在住の通信技術に強い会社のオーナーで、たとえば松井選手の活躍を日本に伝えるためにずっと貢献されたそうです。
 生放送が終わったあとに、記念に撮りました。
 うしろには、ニューヨークの象徴のひとつ、クライスラー・ビルが写っています。
 ぼくが持っている茶色のコンパクトな機材は「コーデック」と呼ばれるそうです。ぼくは頭にまだ、ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体になったもの)を被っていますね。
 


 生放送は、ニューヨーク時間では午前3時から4時半まで。
 思いのほか、疲れました。
 ニュースも、ほんとうの意味で重いニュースが多かったと思います。
 
 実際はほとんど、ぶっつけ本場。
 いつもは、目の前の飯田アナ(飯田こうちゃん)の眼を見て、そしてガラスの向こうの調整室のスタッフの顔と手を見て、呼吸を合わせていくのですが、それが一切無し。
 またスタジオの秒刻みの時計も無し。
 呼吸は、ただおのれの勘を信じ、時計は、パソコン上に秒針入りの時計を出して、合わせていきました。
 放送事故もなく生放送を終えて、ホッとしました。
 かなり大胆な実験だったと思います、この生放送。

 終わるとすぐに仮眠したけど、もう朝8時から次のアポイントメント。
 いまニューヨーク時間の金曜早朝だけど、疲れが珍しく残っている感じです。
 しかし今朝もさぁ、アポイントメントに向かいます。

 前日の8月14日水曜の「水曜アンカー」も、何らかの形で参加したかったけれど、テレビはなかなか小回りはきかないようです。
 来週は、「水曜アンカー」も「ザ・ボイス」も、ふだん通りです。
 いつまで発信を続けられるか、やれるところまでは、やってみます。




案の定…

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…こんな書き込みがありました。

〜書き込みからの引用〜

ブログに掲載されている写真から、lenovoのパソコンを使われているようですが、これは本下さんのものでしょうか?というのも最近、イギリスでlenovoのパソコンから中国がスパイ活動をしているとの記事を読みましたので僭越ですが、心配に思いコメントを送らせていただきました。

〜引用ここまで〜

ぼくが中国製を使うわけがないし、ひとつ前のエントリーの趣旨からして、本下さんの持っているパソコンは、本下さんの持ち込まれたものです。
当日、直接に来られた技術者がお持ちのパソコンがどこ製かまで、チェックするわけもありません。
また、フルオープン、全公開の生放送なのですがら、中国が仮にどう情報を見ようが、知ったことではありません。

気持ちは分かりますが、きっと来るだろう、来てしまうだろうと思った書き込みです。
書き込みのかなりの数はいつも、実は、こういう感じです。

わはは動画

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▼みなさん、いまニューヨークは8月18日・日曜の午前5時38分です。
 いくぶん、空が薄青くなってきました。
 今日のフライトで、帰国の途につきます。
 といっても、さすがNYやワシントンDCは遠い。東京に帰り着くのは、8月19日月曜の夜9時を回る予定です。もっと遅くなるかも。

 先ほど、小説新作の第4稿を脱稿し、いくらかはホッとしているのですが、独研(独立総合研究所)が完全会員制で配信している「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR)の最新号をなんとか、機中の人になる前に独研・総務部へ送っておきたいので、まだ寝られないのです。
 ふひ。


▼さて、「青山繁晴.tv」というネット・テレビがあります。
 先日に、青山千春博士とともに参加した櫻井よしこさんのネット・テレビと同様に、ふだんは会員だけが視ることができます。
 会員というのは、独研のインディペンデント・クラブ(IDC)ですね。

 ただ、撮影と編集に携わってくれているプロのカメラマンから「これは公開にしませんか」と提案のあったものは、誰でも視られるようにすることがあります。
 今回、ちょっと久しぶりに、それがあります。

『希望の現場メタンハイドレート』(ワニブックス)の出版記念サイン会&トークイベントの映像です。
 そのプロ・カメラマンが付けてくれたキャプションをそのまま紹介すると…

…2013年6月30日、青山千春博士と青山繁晴が書き上げた渾身の一冊
『希望の現場メタンハイドレート』の出版記念サイン会&トークイベントが
東京・八重洲ブックセンターで行われました。
 国からの支援を受けることなく、独立総合研究所の自費や
地方自治体の協力だけで行われてきたメタンハイドレート調査。
その集大成とも言えるこの本に込められた思いとは・・・
 また日本海のメタンハイドレートについて、驚きの新事実も
この場で発表されました。

 これって、いま実はNYで初めて確認したのだけれど、おもしろいや、正直。
 みなさんも、よろしければ、どうぞ。
 ちなみに、上掲の紹介文で「驚きの新事実」、すなわち自治体との共同調査・研究での新情報については、実際には、問題のない範囲でしか青山千春博士はお話ししていません。

 ここです。
 ぼくは思わず、わははと何回か笑ってしまったのであります。

滅びざる者

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▼きょう8月24日土曜は、実は、待ちに待った日です。
 初めての新書「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス)が書店に並ぶ日だからです。

 実際は、きのうから東京、大阪などの書店には並び始めていて、ネット書店でも「予約受付中」が「在庫あり」に変りました。


▼この新書は、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニブックス)の姉妹編でもあります。青山千春博士との共著、そして青山千春博士が主役の書の2冊目ですね。
 よく聞かれる質問、「青山千春博士とどこで、どうやって出逢ったのですか」に答えることから、女性が、「女は船に乗るな」という愚かな迷信や、子育てという尊いうえにも尊い任務をどうやって中央突破して、祖国への献身を実行していくかまでを、これ以上ないほどに柔らかく、そして、いつもの通り、何もかもありのままに、ふたりそれぞれが話している書です。

 ぼくはこれまで、さまざまな編集者から「そろそろ新書を」と求められ、まだ受けていませんでした。
 誰もが手に取りやすい、手にとっていただきやすい新書も、こころから書きたいのですが、時間がどうにも見込めないで来ました。
 それが、青山千春博士との共著でまず、実現することになったのも、また天の差配かなと(天もお忙しいので僭越な思い込みですが…)感じています。


▼ニューヨーク出張から帰国して、この1週間、昼夜真逆の時差呆けも感じる暇のない日程を、例によって生きてきました。
 その途中、日本海のメタンハイドレートをめぐる実務協議のため京都に入ったとき、京都駅の大きな三省堂にふと立ち寄ると、「希望の現場 メタンハイドレート」も、15刷のロングセラーとなっているはずの「ぼくらの祖国」(扶桑社)も、とにかく何もかも、ぼくの書いた本、あるいはぼくが青山千春博士と共に書いた本は影も形も無くて、正直、暗澹としました。
 これら出版社はいずれも、さほど大手ではなく営業をなかなかできないという事情もあると思いますが、ぼく関連の本は絶対に置いてやらないという意思まで感じました。
 この書店での具体的な根拠はありませんが、大学の生協などによっては、特定の政党活動の影響下にあって、青山繁晴の本はだけはどんなに読者のリクエストがあっても置かない、人目に触れないようにしているところも、現にあります。
 この頃、独研(独立総合研究所)という存在や、ぼくの発信、言論について、さらに圧迫が烈しくなっているという事情も背後にあります。
 第二次安倍政権になってから、むしろ、さらに苛酷になりました。

 京都は本来、ぼくの読者はたいへんに多い地です。記者時代に6年間、青山千春博士らと京都市内に住んでいたことも関係あるかもしれません。
 だから京都のアバンティブックセンターでは、何度もサイン会をおこなって、たくさんのかたがいつも駆けつけてくださいます。
 その京都で、どの書も、ただの一冊も、とにかく読者の目にも手にも触れないようにしてあるのは、あまりふつうの事とも思えませんでした。
 この三省堂京都駅店の幹部店員さんらしい人に聞こうともしましたが、さらり無視されました。
 ふひ。
 基本的に、どの本を置く、置かないは、あくまでその書店の自由意思です。

 そのなかで、ぼくの本に、目を通してくださるかたがたに、あらためて深く感謝します。
 少数派であるのは、このブログで何度も述べたとおり、厳然たる事実です。
 多数派を形成するために、活動しているのではありません。天のご意思のままに生きるだけ生きて死ぬまでです。


*きのう8月23日金曜は、青山葬儀場の「お別れ会」で、吉田昌郎さんの遺影にお会いし、白い花を捧げてきました。
 吉田さんと言葉を交わせたことに、驚きました。
 吉田さんの左目に眼が合ったとき、非常に強い、そして深きも深い意志の力と、悲しみを感じました。
「これから浜通り(福島)に戻りますよ」と、その眼はおっしゃっていました。

 滅びざる者、われらが祖国にあり。

★急告 本日の独立講演会(神戸)に参加のみなさんへ

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烈しいゲリラ雷雨で飛行機がなかなか伊丹に降りられず、たいへんに遅れました。
いま車で急ぎ、会場に向かっていますが、12時半の開場にはとても間に合いません。
13時の講演開始にはどうにか、間に合いそうです。

まったくの手作り講演会のため、開場に必要な人間もみな、ぼくと同じ車に乗っています。
スマホなどでこの急告を見た人は、どうか、周りに事情を伝えてください。
お願いします。

独立講演会は間もなく始まります

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12時40分ぐらいに会場に着き、沢山のかたがたが粛々と待って、並んでくださっていることに、感嘆と感謝を捧げつつ、まもなく講演を始めます。
同行の青山千春博士が、並んで下さっている方のひとりに車中から電話をし、その方がみなさんに伝えて下さったおかげもあります。ありがとうございます。

このブログに、「電車が止まっている。予定通りに講演会をやるのか」というお問い合わせもいただいていますが、沢山のかたがすでにお出でになっていますから、独立講演会は、おこないます。
ゲリラ豪雨の脅威を実感しつつ…。
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