▼きのう10月23日木曜は…午前にテレ朝の生放送に参加して、カナダのテロと、中国の危機について話し、それから京大法学部で憲法を学んだ若い真摯な編集者と初めて会い、来年以降の出版について合意し、引き続き、チャンネル桜の「青山繁晴が答えて答えて答える」の収録。
これは3本撮りなので、終わって少しぐったりしていると、信頼するプロデューサーの井上さんが意外なことを教えてくれた。消費再増税の延期を政権内部から訴えている内閣参与の本田さんが、この番組の大ファンで、英国に住んでいらした時からずっと熱心に視つづけてくださって井上さんに絶讃なさったとのこと。
お目にかかったことも無いけど、励まされました。
チャンネル桜が終わるとすぐ、有楽町のニッポン放送へ。
乗ったタクシーは、特にブレーキングがありのままに言ってあまりにラフで、同行のS秘書も「気持ち悪くなりました」。また、いくらか、ぐったりしながらスタジオ入り。
胸のうちで、おのれを叱咤しつつ、気さくなスタッフ陣と誠実な飯田アナに、いつもの通り、ずっこけジョークを大連発!
だけどマイクに向かってはリスナーが目の前にいらっしゃる気持ちで、ささやかながら力を尽くして、ラジオ報道番組「ザ・ボイス」の生放送を終え、歩いて銀座コアへ。
▼ここ銀座コアの地下には、昔から小豆島のおいしいうどんを食べさせてくれる店があって、「もう店が無くなってるかなぁ」と心配しながら地下に降りてみると、ありました!
喜んで釜揚げうどんを頼んだけれど、なんと、疲労でうどんがノドを通らない。
ひゃはぁ。
つるつるうどんがツルツルできないことがあるとは、人間の身体とは面白いなぁと思いながら、それでも、ちょっと年配の女性定員さんの明るい誠実なようす、そして何より店長心づくしのおいしさに助けられて、最後までしっかり頂きました。
そして、サイン会の開かれる6階に上がっていきました。
銀座コアのブックファーストでサイン会を開くのは実におよそ7年ぶりだそうで、南口さんという店長が今回の本に気持ちが動いて手を挙げてくれたらしい。内心で、感激。
しかし集まってくださる読者は「60人ほどですね」という店長の一言を聞き、やや少なめなので、こころが曇る。
サイン会の対象書籍、「死ぬ理由、生きる理由 英霊の渇く島に問う」(ワニプラス)と、「ぼくらの祖国」(扶桑社)はいずれも、特別な書です。
前者がもしもあまり読まれずに終わったら、後世のわたしたちのために命を捧げてくださった英霊おひとりおひとりを、ようやくにして古里に取り返す取り組みについて、決してよくない。
後者は、根本の書として、その問いかけが終わったわけではなく、まだまだ少数派。サイン会の前に、編集者から20刷を渡されたけど、それで良しとはできませぬ。
▼そしてサイン会開始。
あまり広くはないスペースに机が置かれ。そこを起点に廊下、階段へ長い列をつくってくださった読者のみなさんに、いったん机の前に集まってもらい、みんなの眼を身近にのぞき込みながら、サイン会にしてはいくらか長めの話をしました。
少なめの人だからこそ、どれほど貴重かと思い、魂を込めてつたない話をしました。
それから、おひとりおひとりの名前をいちばん大きく書き、言葉を交わし、握手をし、希望のかたがたに、しっかりとハグをし、ぼくの創った座右の銘や、そのかたの夢や願いにつながる言葉を書き、いちばん小さくぼくの名を記し、一緒に写真を撮っていくと、幼い子供たちを連れた家族が何組も登場。うれしいね。
天上の笑顔を向けてくれる、ちいさな女の子をまず抱っこして、お母さんやお姉ちゃんと一緒に記念撮影。
サイン会の終わり近くには、赤ちゃんを抱いたお母さんとお父さんが登場して、赤ちゃんと一緒にこんなに長い時間待ってくださったことに感激し恐縮しつつ、「4か月くらいですか」と聞くと、お母さんが「その通りです」
この赤ちゃんも抱っこして、みんなでにこにこの記念撮影。
銀座という場所のせいもあるのか、きのうのサイン会は現役まっただなかの働く人が多かった。
なかには霞ヶ関の経産省から駆けつけてくれたキャリア官僚もいらした。夜になっても中央省庁の官僚は帰れない。上司や同僚に話して許しをもらって、抜けてきてくれたそうです。
日本はどこの組織にも、良心派が必ずいる。その強みは、永遠のものだと思う。
▼気がつくと、午後6時半に開始して、終わったのは…午後10時!
がっつり3時間半も経っている。
あれ?
書店は午後8時半には閉店のはずだったのに。
そして並んでくださった参加者は、100人に達したそうです。
60人のはずだったのに、1回のサイン会で100人というのは、逆にたいへん多いです。
ぼくは、ひとりひとりに向かい合うことに集中していて、気がつかなかった。
同行していた青山千春博士によると、なんとまぁ、書店が臨時に閉店時間を延ばしてくださったそうです。警備員らとも急遽、相談して、たいへんだったそうです。
100人も列を作ってくださったみなさん、想定以上のその数にすぐに対応して、閉店を夜の10時まで延ばすという、ふだんは決してあり得ない措置を執ってくださったブックファースト銀座コアの店長・南口さんと店員のみなさん、ずっとアテンドしてくれたワニ社長(別名・佐藤ワニブックス社長)をはじめ編集者のみなさん、頭が下がります。
深く感謝します。
こんなことを申すのはあまりに僭越ですが、これまで報われなかった英霊のかたがた、すなわち、わたしたちのたった70年前の先輩の庶民のみなさんも、喜ばれたと存じます。
▼さぁ、きょうは独研(独立総合研究所)の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」のみんなと一緒に、国会見学、総理官邸訪問、現職の政府高官との議論の会です。
明日の土曜には朝早くから国内出張に出て各地を回り、ずーっと来週の水曜夜遅くまで、東京には帰れません。
その出張のなかで、あす土曜に和歌山、あさって日曜に徳島でサイン会を開きます。
そして11月には福岡で、今回の新刊発行をめぐっては最後になるかもしれないサイン会です。
ひとりでも多くのかたと、お目にかかりたいですね。
まだまだ参加可能です。当日も受け付けることになるでしょう。
✶10月25日土曜は、宮脇書店和歌山店(073-422-2151)です。18:00に開始し、すべての方が終わるまで続けます。
サイトはここです。
✶10月26日日曜は、紀伊国屋書店徳島店(そごう徳島店8F 088-602-1611)です。すこし早めの17:30に始め、そごうの閉店時間19:30までは続けます。
サイトはここです。
✶11月15日土曜は、紀伊國屋書店福岡本店(092-434-3100)です。これもすこし早めの17:30に開始します。
サイトは、ここです。
サイン会、そして独立講演会で直にお目にかかるみなさんのあたたかな魂に、きょうの夜明けも励まされています。
ありがとう、みんな。
これは3本撮りなので、終わって少しぐったりしていると、信頼するプロデューサーの井上さんが意外なことを教えてくれた。消費再増税の延期を政権内部から訴えている内閣参与の本田さんが、この番組の大ファンで、英国に住んでいらした時からずっと熱心に視つづけてくださって井上さんに絶讃なさったとのこと。
お目にかかったことも無いけど、励まされました。
チャンネル桜が終わるとすぐ、有楽町のニッポン放送へ。
乗ったタクシーは、特にブレーキングがありのままに言ってあまりにラフで、同行のS秘書も「気持ち悪くなりました」。また、いくらか、ぐったりしながらスタジオ入り。
胸のうちで、おのれを叱咤しつつ、気さくなスタッフ陣と誠実な飯田アナに、いつもの通り、ずっこけジョークを大連発!
だけどマイクに向かってはリスナーが目の前にいらっしゃる気持ちで、ささやかながら力を尽くして、ラジオ報道番組「ザ・ボイス」の生放送を終え、歩いて銀座コアへ。
▼ここ銀座コアの地下には、昔から小豆島のおいしいうどんを食べさせてくれる店があって、「もう店が無くなってるかなぁ」と心配しながら地下に降りてみると、ありました!
喜んで釜揚げうどんを頼んだけれど、なんと、疲労でうどんがノドを通らない。
ひゃはぁ。
つるつるうどんがツルツルできないことがあるとは、人間の身体とは面白いなぁと思いながら、それでも、ちょっと年配の女性定員さんの明るい誠実なようす、そして何より店長心づくしのおいしさに助けられて、最後までしっかり頂きました。
そして、サイン会の開かれる6階に上がっていきました。
銀座コアのブックファーストでサイン会を開くのは実におよそ7年ぶりだそうで、南口さんという店長が今回の本に気持ちが動いて手を挙げてくれたらしい。内心で、感激。
しかし集まってくださる読者は「60人ほどですね」という店長の一言を聞き、やや少なめなので、こころが曇る。
サイン会の対象書籍、「死ぬ理由、生きる理由 英霊の渇く島に問う」(ワニプラス)と、「ぼくらの祖国」(扶桑社)はいずれも、特別な書です。
前者がもしもあまり読まれずに終わったら、後世のわたしたちのために命を捧げてくださった英霊おひとりおひとりを、ようやくにして古里に取り返す取り組みについて、決してよくない。
後者は、根本の書として、その問いかけが終わったわけではなく、まだまだ少数派。サイン会の前に、編集者から20刷を渡されたけど、それで良しとはできませぬ。
▼そしてサイン会開始。
あまり広くはないスペースに机が置かれ。そこを起点に廊下、階段へ長い列をつくってくださった読者のみなさんに、いったん机の前に集まってもらい、みんなの眼を身近にのぞき込みながら、サイン会にしてはいくらか長めの話をしました。
少なめの人だからこそ、どれほど貴重かと思い、魂を込めてつたない話をしました。
それから、おひとりおひとりの名前をいちばん大きく書き、言葉を交わし、握手をし、希望のかたがたに、しっかりとハグをし、ぼくの創った座右の銘や、そのかたの夢や願いにつながる言葉を書き、いちばん小さくぼくの名を記し、一緒に写真を撮っていくと、幼い子供たちを連れた家族が何組も登場。うれしいね。
天上の笑顔を向けてくれる、ちいさな女の子をまず抱っこして、お母さんやお姉ちゃんと一緒に記念撮影。
サイン会の終わり近くには、赤ちゃんを抱いたお母さんとお父さんが登場して、赤ちゃんと一緒にこんなに長い時間待ってくださったことに感激し恐縮しつつ、「4か月くらいですか」と聞くと、お母さんが「その通りです」
この赤ちゃんも抱っこして、みんなでにこにこの記念撮影。
銀座という場所のせいもあるのか、きのうのサイン会は現役まっただなかの働く人が多かった。
なかには霞ヶ関の経産省から駆けつけてくれたキャリア官僚もいらした。夜になっても中央省庁の官僚は帰れない。上司や同僚に話して許しをもらって、抜けてきてくれたそうです。
日本はどこの組織にも、良心派が必ずいる。その強みは、永遠のものだと思う。
▼気がつくと、午後6時半に開始して、終わったのは…午後10時!
がっつり3時間半も経っている。
あれ?
書店は午後8時半には閉店のはずだったのに。
そして並んでくださった参加者は、100人に達したそうです。
60人のはずだったのに、1回のサイン会で100人というのは、逆にたいへん多いです。
ぼくは、ひとりひとりに向かい合うことに集中していて、気がつかなかった。
同行していた青山千春博士によると、なんとまぁ、書店が臨時に閉店時間を延ばしてくださったそうです。警備員らとも急遽、相談して、たいへんだったそうです。
100人も列を作ってくださったみなさん、想定以上のその数にすぐに対応して、閉店を夜の10時まで延ばすという、ふだんは決してあり得ない措置を執ってくださったブックファースト銀座コアの店長・南口さんと店員のみなさん、ずっとアテンドしてくれたワニ社長(別名・佐藤ワニブックス社長)をはじめ編集者のみなさん、頭が下がります。
深く感謝します。
こんなことを申すのはあまりに僭越ですが、これまで報われなかった英霊のかたがた、すなわち、わたしたちのたった70年前の先輩の庶民のみなさんも、喜ばれたと存じます。
▼さぁ、きょうは独研(独立総合研究所)の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」のみんなと一緒に、国会見学、総理官邸訪問、現職の政府高官との議論の会です。
明日の土曜には朝早くから国内出張に出て各地を回り、ずーっと来週の水曜夜遅くまで、東京には帰れません。
その出張のなかで、あす土曜に和歌山、あさって日曜に徳島でサイン会を開きます。
そして11月には福岡で、今回の新刊発行をめぐっては最後になるかもしれないサイン会です。
ひとりでも多くのかたと、お目にかかりたいですね。
まだまだ参加可能です。当日も受け付けることになるでしょう。
✶10月25日土曜は、宮脇書店和歌山店(073-422-2151)です。18:00に開始し、すべての方が終わるまで続けます。
サイトはここです。
✶10月26日日曜は、紀伊国屋書店徳島店(そごう徳島店8F 088-602-1611)です。すこし早めの17:30に始め、そごうの閉店時間19:30までは続けます。
サイトはここです。
✶11月15日土曜は、紀伊國屋書店福岡本店(092-434-3100)です。これもすこし早めの17:30に開始します。
サイトは、ここです。
サイン会、そして独立講演会で直にお目にかかるみなさんのあたたかな魂に、きょうの夜明けも励まされています。
ありがとう、みんな。