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……太平洋もアメリカ大陸も超えて、東京は有楽町とニューヨークはマンハッタンを繋いで生放送がやれるんだから、ラジオはやっぱり小回りがきく。
技術の発達の凄さはもちろんですね。
上の写真は、日本時間8月15日木曜、敗戦の日の午後4時から5時半まで、ニッポン放送の「ザ・ボイス」を東京、NYの二元生中継で放送している現場です。
このために独研(独立総合研究所)から自主的に、技術に強い研究員をぼくに同行させ、ホテルの一室も借り、目の玉が飛び出る自主負担にはなったけど、68回目の敗戦の日にちょうど、ぶち当たる放送をお休みにしたくなかった。
リスナーのみなさんと、まさしく一緒に考えたかった。
ニッポン放送も、その志をよく分かってくれたと思います。
下の写真は、ニッポン放送が現地NYから、この放送現場に派遣してくれた、優れた技術者の本下(ほんげ)さんとツーショットです。
本下さんは、ニューヨーク在住の通信技術に強い会社のオーナーで、たとえば松井選手の活躍を日本に伝えるためにずっと貢献されたそうです。
生放送が終わったあとに、記念に撮りました。
うしろには、ニューヨークの象徴のひとつ、クライスラー・ビルが写っています。
ぼくが持っている茶色のコンパクトな機材は「コーデック」と呼ばれるそうです。ぼくは頭にまだ、ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体になったもの)を被っていますね。
生放送は、ニューヨーク時間では午前3時から4時半まで。
思いのほか、疲れました。
ニュースも、ほんとうの意味で重いニュースが多かったと思います。
実際はほとんど、ぶっつけ本場。
いつもは、目の前の飯田アナ(飯田こうちゃん)の眼を見て、そしてガラスの向こうの調整室のスタッフの顔と手を見て、呼吸を合わせていくのですが、それが一切無し。
またスタジオの秒刻みの時計も無し。
呼吸は、ただおのれの勘を信じ、時計は、パソコン上に秒針入りの時計を出して、合わせていきました。
放送事故もなく生放送を終えて、ホッとしました。
かなり大胆な実験だったと思います、この生放送。
終わるとすぐに仮眠したけど、もう朝8時から次のアポイントメント。
いまニューヨーク時間の金曜早朝だけど、疲れが珍しく残っている感じです。
しかし今朝もさぁ、アポイントメントに向かいます。
前日の8月14日水曜の「水曜アンカー」も、何らかの形で参加したかったけれど、テレビはなかなか小回りはきかないようです。
来週は、「水曜アンカー」も「ザ・ボイス」も、ふだん通りです。
いつまで発信を続けられるか、やれるところまでは、やってみます。
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