
みなさん、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
いま、欧州危機のさなかにあるイタリアのミラーノ(ミラノ)にいます。
今回は、国際機関が集まるジュネーヴ(スイス)からヨーロッパに入り、フランス、イタリア、スイスを、レンタカーを運転し目まぐるしく行き来してから、ここミラーノに空路、入りました。
国内で、雪のあるところへ出張したときは、どんな無理をしてでも、どんなに短い時間でも、スキーもして帰京するのです。(おかげで、わりと最近に長野県で、スキージャンプで墜落して腰の骨を5本、折りました。腰に後遺症がないので、トラウマもなく、出張プラス無理無理スキーも継続です)
海外の今回ももちろん、仕事もしつつ、スキーをがんがん滑りました。ただし、国内でためにためた疲労もあって、おのれで納得のいく滑りはできなかったナァ。それに情けないことに、アルプスのあまりの荘厳さに身が縮んで、ろくに滑れないのです。
いつか、まったくスキーだけで長逗留して、アルプスの大斜面を克服したいですが…ま、すくなくとも当分は無理です。
胸の奥で、げんきな、新年です。
上の写真は、ミラーノ市内の古城にある、有名な紋章です。
古都ミラーノをかつて支配したヴィスコンティ家の遺したものですね。
力の象徴とされる青い蛇が、弱き者、なんと恐ろしいことに人間のこどもを呑み込むさまが描かれ、その右横には赤い剣です。
その通り、ヨーロッパ大陸はかつて、力と力の残酷なぶつかり合いの世界であり、国や公国や支配者がひしめきあっていました。
いわば、正直な紋章ですね。
それをEUという調和と助け合いの世界に変えていこうとすると、現在の、深い危機が新しくおとずれました。
日本の危機を考えるうえでも、ぼくなりのささやかな思索を深める出張になっています。
この年末年始は、ブログに書き残しておきたいことも沢山ありました。
いずれ、アップしましょう。
いまは、新しい原稿を書いています。ノンフィクション(論考)とフィクション(文学)の両方です。
ミラーノの歴史は、おおむね2600年ぐらいとされていますから、ちょうど、わたしたちの祖国の歴史とほぼ重なり合いますね。
その古きも古い、しかし感覚はとても新鮮な街に、夜明けが近づいています。
すこし寒いです。さきほど、半袖のTシャツのうえにフリースをかぶりました。
下の写真は、スイスのチューリヒ空港からアルプスを越えて、イタリアのミラーノ・マルペンサ空港に南下していく機内から山々に、ちいさな祈りを捧げていたときです。
この地味ブログを、わざわざ訪ねてこられるみなさんに、この一年、なによりも、なによりも健康がありますように。
